誰でも手軽に導入出来るが、正確性は大丈夫だろうか?

K保険会社では銀行の窓口を通じて、保険を販売しています。販売に先立って契約候補者の属性(性別・年齢等)に応じた「設計書」を作成し、保険料を事前に提示しています。
行員の多くがPC操作に慣れていない現状を踏まえ、少しでも慣れ親しんだExcelを使ってツール化する方針としました。
Excelをベースとしたシステムは、使い勝手と運用のしやすさというメリットの反面、社内で作る「普通のExcel」レベルで作ってしまうと、計算結果に誤差が生じる可能性があります。
金融商品は、案内する金額が1円でも間違うと消費者の不利益につながる事から、営業停止処分を始め、多くのペナルティを受けます。
それ以上に、消費者に対する信頼を失うことは絶対に避けるべきであり、簡単に導入できるExcelだからといって誤差が許される事は絶対にあり得ません。

 

システム自体はよくあるものだが…

入力シートにお客様情報を入力し、提案内容を出力する。
システムとしてはよくあるもので、特に珍しくはありません。
考慮すべき点として、定期的に保険料率の見直し(訂料)が行われますが、
設定シートの値を変更するだけで、迅速に対応可能なシステムとしました。
システムの骨組みはよくあるものですが、今回私たちが力を注いだのは「正確性」です。
もちろん、普段納品するシステムも正確な結果を保証するものではあるのですが
金融商品という特性上、いつも以上に慎重に正確さを保証できるよう取り組みました。

Excelのプロフェッショナルとしての自信

通常、システム開発では開発期間と同等のテスト期間を設けます。
あらゆる結果が得られるよう、テストパターンを設計し、様々なテストデータを使用して正確性を担保したシステムを作り上げます。
今回、私たちはExcelのプロフェッショナルとして、テスト評価項目を綿密に設定し、1万数千件にも及ぶテストを実施しました。
連日繰り返したテスト結果、あらゆるパターンで1円の誤差も生じないことを確認の上、出荷。
数多くの代理店で実際に長期間使用した結果、計算違いは現在に至るまで1件も発生していないとの事です。

また、定期的に保険料率の見直し(訂料)も行われますが、設定シートの値を変更するだけなので、迅速な対応が可能となりました。